こんにちは!幼児さんすうインストラクターのいちこです。
今回はさんすうの芽がぐんぐん伸びる土台づくりについてお話しします。
さんすうの芽が伸びるためには土台づくりがとっても大事。
途中でポキっと折れてしまわないようにしっかりと土台を築いておくと、多少のことがあっても折れる事なくぐんぐん育ってくれます。
日々子育てする中で、子どもの成長には驚かされてばかりです。
幼児期にはいろんな分野がびっくりするスピードで成長します。
つい知識ばかりどんどん詰め込んでしまいがちですが、幼児期には心と脳のバランスが重要です。
今回は土台づくりに必要な自己肯定感とワーキングメモリー についてお話しします。
- 算数ができる子になってもらいたい人
- 知育に興味があるけど、何からすればいいかわからない人
- 自己肯定感を育む方法が知りたい人
- ワーキングメモリーを鍛えてあげたい人
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すべての土台は自己肯定感
最近いろんなところで目にしたり聞いたりすることが多くなった「自己肯定感」という言葉。
私はこの自己肯定感を子供と接するときに特に大切にしています。
イライラした時とかつい感情的になってしまいそうになりますが、自己肯定感の大切さを理解していればぐっと我慢できます。
自己肯定感とは「自分はとても大切な存在だ」という実感を子どもに持ってもらう事です。
この自己肯定感を育むには「私は愛されているんだ」という絶対的な自信が必要とされています。
子供は自分を無条件に愛してくれる人がいるだけで、ありのままの自分を受け入れる事ができ、「自分に自信を持つ」ことに繋がります。
自己肯定感を育むために具体的に何をしたらいいのかしら?
私のお勧めは7秒抱っこです。
子どもが何かに挑戦しようとした時や不安になった時にママの所に戻ってくることってありますよね。
うちの長男、スイミングの進級テストの時は毎回不安そうな顔でお着替えをしています。
出発前に私は7秒ギュッと抱きしめるようにしています。
すると充電が完了し「頑張ってくるね!」と笑顔で出かけていきます。
どんな言葉をかけるよりも効果抜群です。
自分に自信を持つ事ができれば、何事にも積極的に取り組む事ができ結果として学力アップにも繋がるのです。
え!?母子手帳!?って思いますよね。
母子手帳はママの愛がたっぷり詰まった日記のようなもの。
生まれる前のその時毎の様子やメッセージを記入する欄がいくつかあります。
忘れてたー!っていう人も多いと思います。何を隠そう私もその一人です。
実はこれ、出産後の助産師訪問の時に来てくださった助産師さんから教えていただきました。
母子手帳の出生の記録のメッセージ欄が空欄だったのを見て、
ココ書いておくといいよ!うちの子受験生なんだけど、メンタル弱ってる時とかに読んであげたりしてるよ!
なんと!目からウロコですよね!
記録として残すものだとばかり思っていましたがそんなところで役立つなんて思ってもみませんでした。
自分はたくさんの愛情を受けて生まれてきたことをあらためて実感することで自信に繋がっていくのです。
うちの子供たちは、予防接種や検診の待ち時間に持っていた母子手帳を絵本のように読んだことが気に入ったのか、たまに「ぼしてちょう読んでー」と寝る前の絵本のようにせがまれることもあります。
ママ自身も生まれてきてくれた時の感動を思い出すといつもより優しくなれると思いませんか?まさに一石二鳥!
ちょっと意外な方法ですが試す価値ありです。
ワーキングメモリーを鍛える
短期的に情報を記憶として保持し、同時に物事を処理する能力のこと。作業記憶、作動記憶ともいう。
ちょっと難しく聞こえますが、これは会話や計算、勉強、仕事などの日常生活において、私たちが無意識的に使用している能力のことです。
一時的に保管している「場所」とイメージしてください。「場所」なので限りがあります。
ワーキングメモリーは鍛えることによって大きくする事ができます。
そして鍛えることによって記憶力、暗記力、集中力が向上すると言われています。
これは算数において欠かせない力です。
幼児期にこのワーキングメモリーをできるだけ大きくすることによって、その後算数力がぐんぐん伸びていきます。
それではワーキングメモリーを鍛えるおすすめの遊びを紹介します。
いないいないばぁはビックリするぐらい脳を刺激します!
ケラケラ笑う赤ちゃんが可愛くて何回もやってしまいますよね。
でもそれでいいんです!
赤ちゃんが飽きるまで遊ぶ=繰り返すことで前頭前野がぐんぐん活性化します。
実は短期記憶と想像力を強化しているのです。
ママが「いないいない」で見えなくなり、「ばあ」で現れることを繰り返すと、その経験が「短期記憶」に蓄積されます。
そしてママが「いないいない」で見えなくても、「ばあ」で現れることを「予測」し、さらにママが現れることを「期待」するようになります。
この「短期記憶」「予測」「期待」の3つが神経回路の刺激に役立つとポイントです。
その他、手のひらにおもちゃを隠して「どっちの手に入っているでしょう?」という遊びも同様に効果的です。
短期記憶に最強なのが「神経衰弱」!
1歳からはこれ一択!と言ってもいいぐらい効果抜群です。
でも1歳児にできるの?って思いますよね。やり方次第で十分楽しめるんです。
まずはカードを4枚から始めてみます。慣れてきたら徐々に枚数を増やしてみましょう。
ママがやってみて、「これとこれ同じだねー」といったようにどのように遊ぶか示します。
カードはまだ口に入れたり折り曲げたりする年齢なので、厚みのある頑丈なものがおすすめです。
「絵あわせカード ぱくぱくおにぎりカード」はとっても可愛くて、家族みんなで大盛り上がりです。
いろんなおにぎりの具があって、紛らわしいものとかもあったりして大人もよく間違って大盛り上がりです。
同じ種類の「絵合わせカード めんめんめん」もあるので気になっています。
ポイントはトランプだけでなくいろんな種類のカードで遊んでみることです。
子どもの好きなキャラクターのカードとかだと大喜びで食い付きますし、子どもの記憶力に驚かされます。
まとめ
子どもはたくさんの才能の種を持っています。
ママはおひさま。子どものそばでニコニコ照らし見守ってあげると子どもは自然に育ちます。
そしてよく観察して必要な時に、適量の水をあげましょう。
植物は水がないと枯れてしまいますし、あげすぎてもうまく育ちません。
子どもも同じだと思います。
伸ばしてあげようとまだ出てない芽を無理やり引っ張ると引っこ抜けてしまいます。
ママにできることは、おひさまのように優しく照らし、よく観察し、必要な時に水をあげて、ぐんぐん育つようにたっぷり栄養(愛情)を与えること。
でもこれがなかなか難しい!特にいつも優しくおひさまのように・・・・・無理です!
意識するだけでも十分だと自分に言い聞かせています。
幼児さんすうでは、適切な量を適切な時期に与えると子供はぐんぐん伸びて力がつくと言われています。
子どものペースに合わせて楽しくさんすう子育てしていきたいですね。